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レッドウィング アイリッシュセッター [男の持ち物検査]

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名品に憧れてカスタマイズ。

ワールドフットウェアギャラリーの日高竜介氏と言うと

ヨーロッパのイメージが強いかと思いますが。

実は大のアメカジ好きでもあります。

オールデンもお持ちということですが、

何といってもワタクシの心をグワシと掴んで離さないのが、

このレッドウィングのアイリッシュセッター。

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数年前、雑誌「Begin」で初めて拝見したとき、

ワタクシ、身体中に震えがくるほど感動しました。

どうですか。

この威風堂々とした黒光りぶり。

購入してから12~3年とはとても思えないシロモノです。

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それもそのはず。

実はこれ、日高氏が自分の手で「魔法」をかけた一品なのです。

「買ってすぐにライターで煤(スス)をつけて、

その上からウォータープルーフのワックスを塗り込みました」。

この言葉を聞いて、

ワタクシ野球少年だった中学生時代を思い出しました。

使い込まれた先輩のグローブのようにしたくて、

買ったばかりのグローブにワックスを塗り込んでは磨きの毎日。

おかげで暫くすると、グローブだけは名選手並みに黒光りするようになりました。

使い込んでいくうちに自然と出てくる皺や艶を楽しむのもいいですが、

使い込まれた名品を目指して自らカスタマイズするのも靴を楽しむ方法の一つですね。

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この撮影後、日高氏に

「Blogで取扱商品を紹介させてもらえませんか?」とお願いしたところ、

「MさんのBlogの読者はマニアックな方が多そうだからなあ(笑)」と

暫く考えてから紹介してもらったのが、このMIYAGI KOGYOのコードヴァンシューズ。

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新喜皮革謹製のコードヴァンはホーウィン社のそれとはまた一味違った、

日本製らしい精緻な美しさに溢れた逸品。

6万円台で購入することが出来るのは嬉しい限りです。

{取材後記}
撮影終了後、製薬メーカーから転職された日高氏の経歴について触れ、
「異色のプロフィールですよね」と言ったら「Mさんもですよね(笑)」と返された。
たしかにワタクシもファッションとは無縁の世界からの「転職」である。
この言葉をきっかけに仕事観などについてお話させてもらった。
氏の「やっぱり好きなことを仕事にするのが一番ですよね」という言葉に、
ワタクシは大きく頷いた。

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2010-11-13 00:00  nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
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コメント 2

AKIOcom

凄いオーラのアイリッシュセッターですね。
ワックスの塗りこみでこういう風にできるんですね。驚きです。
MIYAGI KOGYOさんの靴は私も試してみたいです。twitterを見ていても誠実なものづくりをされているのがよくわかるので。
by AKIOcom (2010-11-13 03:22) 

M

AKIOcomさん、こんにちわ。
>ワックスの塗りこみでこういう風にできるんですね。驚きです。
その前に大事なのは煤ですけどね(笑)
by M (2010-11-13 07:16) 

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