櫻井博喜氏の場合。 [Aldenの育て方]
オールデンは普通に磨けばしっかり輝く。
水染みだって全然恐くない。
オールデン愛用者による“オールデンの育て方、披露します”企画第1弾。
今回は、先日のオールデン・オフ会にて実演していただいた
ユニオンワークス技術部長、櫻井博喜氏のメンテ方法をご紹介します。
ふだんは履いた後のブラッシングだけで済ませてしまうという氏。
「それだけでも十分に艶がでるのがオールデンのいいところ。
よく“雨の日は恐くてコードヴァンが履けない”という声を聞きますが、
そんなことはありません。
たしかに水染みができますが、
それだって磨けば簡単に目立たなくできますし、
ブラッシングを繰り返せばそのうちほとんど消えますから」。
たしかにこれはワタクシも経験済み。
水ぶくれのようになったところも日々のブラッシングで消えました。
「革の表面がガサついて
艶が無くなってきたなあと思ったら磨きます」
という氏の「オールデン磨き」を今回は実演してもらいました。
こちらが氏が15年愛用しているオールデン。
水染みや傷がかなり目立ちますね。
これが基本のメンテ道具。
「クリームは純正じゃなくてもまったく問題ない」とのこと。
まず最初に紐を外してから
ブラッシング。
埃を放置しておくとカビの原因になることもあるので
丁寧にブラッシングすることが重要だそうです。
そしてクリームを塗る。
とくにウェルトとアッパーの間を重点的に塗るそうです。
指の腹でクリームを伸ばす。
水染み部分は革の繊維を寝かしつけるようにグッと押しつけると良いとのこと。
最後にブラッシングとカラ拭き。
これだけでも十分にツヤツヤになります。
さらに輝かせたい場合はポリッシュを塗り、アッパーに水を1滴2滴たらして
布拭きしてみてください。
これで完成。左が磨き前、右が磨き後。
水染みはほとんど見えず、明らかに艶が違います。
引っかき傷も見事に無くなっていますね。
ワタクシもふだんはブラッシングだけで済ませ、
3ヶ月か半年に1回ぐらいの割合でクリームを使って磨くのですが、
プロも同じだと聞いて安心しました。
特別手をかけなくても、あれだけの艶をキープできる。
手離れがいい、という点もオールデンの魅力ですね。
伊勢丹新宿店とのコラボページ「Alden FAN INFORMATION」では、
オールデンを中心とするイセメン紳士靴情報を掲載中。
詳しくはWEBサイト(こちら)をご覧ください。
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こんにちは。
水ジミがいやで、コードヴァン処分してしまったのでが、直るんですね。の8や、ブラックなお濃い色はわかるんですが、ラベロや、ウィスキーなどもしみにならないんですかね。磨けば取れるのでしょうか。
by deibu75 (2011-08-01 12:09)
deibu75さん、こんにちは。
>磨けば取れるのでしょうか。
単純な雨などによる水染みの場合、全体を水につけてしまう、という手が効果的と聞いたことがあります。それによって染み部分は目立たなくなると。そのあとに陰干しすればOKということです。
by M (2011-08-01 14:10)