りゅうしょう氏の場合(前半) [Aldenの育て方]
シワ入れは「最初が最後」。
オールデンの育て方で必ず話題になる“シワ入れ”。
「履き下ろす前に必ずやる」という方がいれば
「わざわざシワを入れなくても勝手に綺麗に入る」
と賛否両論かと思います。
今回は「オールデンに限らず必ずシワ入れをする」という
りゅうしょう氏が、7月末に買ったばかりの9901で
シワ入れの実演リポートをしてくれましたのでご紹介いたします。
以前はしなかったのですが、
シワ入れするようになったのは以下の理由からです。
・シワ入れした方がシワがまっすぐに入るから見た目が綺麗。
・シワ入れをせず、シワが斜めに入って失敗した経験がある。
・シワは個人のクセが反映されるから思い入れも加わり、綺麗に入るとより愛着がわく。
用意するものは普通の市販されているボールペンまたは筆ペンです。
私は以下の物を使用しています。
・形 :丸く、太さは太すぎず細すぎない物。
均一にまっすぐな物が良いと思います。
・長さ:短いものよりは長い方がオススメです。
・硬さ:押さえつけるので、グニャっとならないくらいの物。
普段と同じように履く方がいいと思うので、靴下は必須です。
シューレースは普段履くように締めてから結びます。
コードヴァンは特にそうですが、シワは一度入ると直りません。
シワ入れをせず斜めに入ったらその後もずっと斜めです。
雑誌「Begin」にも書いてありましたが、「最初が最後」なのです。
ここからは順を追っての説明です。
靴を履いた状態にしてから
①体のまっすぐに足先を向けます。
②ゆっくりと踵を少しだけ上げます。
③親指付け根付近の位置にシワが入ります。
④そこへ用意したボールペンを押し当てて踏み込みシワの位置を決めます。
⑤更に踵を上げて行きます。
その時はボールペンを強めに押し当ててずらさないように気を付けます。
⑥更に踵を上げると第二関節部分にシワが入るので、
ペンをそちらへ当て直します。
⑦2本目も重要なので、また更に強めに踵を上げます。
(これ以上は上がらないと言う所まで)
※モデルによっても入れ方は異なると思います。
ストレートチップの場合だと1本で良いと思います。
この後はペンがなくてもシワが入った状態になるので、
注意深く観察しながらペンのない状態で踵を上げ下げしてみてください。
①~⑦を両足やります。
シワ入れはこれで完成です。
難しい事はなく、綺麗に入りますので良ければ是非。
ただし、綺麗にシワが入るのはサイズが合っているからで、
オーバーサイズなど、サイズが合っていないと綺麗には入らないと思います。
例えその時入ったとしても
履いているうちにグチャっとしてくるのではないかな、と思います。
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