Mの「苦労」考 [つぶやき]
「苦労」は愚行のブレーキになる。
「若い時の苦労は買ってでもせよ」という諺にはずっと違和感がありました。
若い頃の苦労は自分を鍛え必ず成長に繋がる。
だからこそ「買ってでもせよ」という意味ですが、
「しなくてもいい苦労なんて敢えてする必要ないじゃん」と思ってたんですよね。
自分のことを鍛えなくても一生困らない人だっている。
それよりも楽に立ちまわることを考えた方がよほど現実的、と。
ただ最近は、やっぱり「買ってでもせよ」かなと。
苦労して今の環境を手に入れた人は簡単にそれを捨てられませんよね。
だからこそもし良からぬコトをしそうになったり愚行に走りそうな時、
自分でブレーキをかけることができるんじゃないかと。
「これまで苦労してやっと手に入れた今の生活を無にしたくない」と、
立ち止まって考え直すことができるんじゃないかと。
最近、親の威光にあやかり簡単にポジションを手にいれた人が
何も考えずに愚かな行為に走り、
いとも簡単に何もかも失ってしまったのを見てそう思いました。
もし彼・彼女らが苦労を重ね、自らの手で今のポジションを勝ち取っていたら
愚行に走らなかったんじゃないか・・・。
そう思えてしょうがないのですが皆さんはどう思いますか?
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