東 雅樹さん/apego(アペーゴ) [若手シューズクリエーター応援プロジェクト]
“正解”は一人ひとりのお客様の中から見つけていく。
ワタクシは自分の中にガッツリと“正解”が決まってる人が苦手。
どんな場面でも誰に対してでも、それを押し付けようとするから。
モノづくりに携わる人なら尚更。
作り手の“正解”を一方的に押し付けられるのは我慢ならない。
だから今回取材させてもらった東さんの口から、
「いつも正解を探しているんですよ」という言葉を聞いた時は少し安心しました。
東さんは29歳で入学した神戸の靴学校を卒業した後に婦人靴メーカー勤務を経て上京、
靴修理店に勤務する傍ら、
日本を代表する靴職人・柳町弘之氏の靴職人養成プログラムで3年ほど学びました。
「柳町さんからは、職人としての技術と考え方を学びました。
例えば靴を構成する線一本にも必ず意味があると、
どんな小さな作業でも徹底して考え抜く姿勢には驚かされましたね」。
そこで吸収したことは、独立してお店を開業した今でも生きていると語る一方で、
「でもそれはあくまで職人とての生き方。
それに加えて、お客様目線が絶対に必要なんですよ」とも。
「職人としての“正解”だけを追い求めていると必ず作り手目線に陥ってしまう。
そうならないためにも世の中のニーズの移り変わりなどを意識して、
常に“正解”を探しています」。
でも正解ってなかなか見つからなくないですか?
「そうなんですよね(笑)。
だからお客さま一人ひとりからそのヒントを得ようと心がけています。
有り難いことに本当に色んなお客様がいらしてくれるので、
日々コミュニケーションをとることで色んなことを吸収させてもらっています。
そうしてなるべく広い視野を持つことで、
修理にしてもオーダーにしても一人ひとりのお客様に最適なご提案ができればと」。
開業して2年半経ち修理業務が軌道に乗ってきたので、
オーダーメイド(詳細こちら)の方も更に拡大していきたいということ。
「靴のオーダーというと一般のお客様からしたら壁が高いじゃないですか。
なのでもっと身近に感じてもらいたいんですよね。
建物1階の路面店なので気軽に立ち寄っていただき、
色々と質問していただけるだけでもいいので、
足を運んでいただければと思います」。
東 雅樹さん
1979生まれ。香川県出身。24歳で開業した地元香川県の古着屋を畳み、3ヶ月にわたる西ヨーロッパでの見聞の旅から帰国後、29歳の時に神戸の靴学校に入学。
卒業後は婦人靴メーカー勤務を経て上京、靴修理店などで経験を積みながら柳町弘之氏に師事。
2016年2月に五反田に靴のオーダーと修理・クリーニングを行う「apego」を開業。
apego(アペーゴ)
住所:〒141-0022 東京都品川区東五反田5-24-8 YMビル1F
TEL/FAX:03-6277-3447
営業時間:10:00~20:00(日曜日10:00~18:00)
定休日:無休
アクセス:JR山手線・都営浅草線・東急池上線「五反田駅」東口から徒歩3分
URL:http://apego2015.com/
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2018-08-21 12:00
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