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KAWAMURA LEATHER [SHOPリポート]

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レザークラフト好きの聖地候補で、絶品ワーク系サンダルを見てきた。

いやあ言ってみるもんですね。

「もっとサンダルを作りませんか?」。

先日こちらの記事で革靴業界の皆さんにそう訴えたところ、

「うちで取り扱っているサンダルを一度見てもらえませんか?」とメールをいただきまして。

ということで、そのラブコール主である『KAWAMURA LEATHER』さんに行ってまいりました。

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企業向けの皮革卸業などを展開してきた「川村通商株式会社」が、

個人ユーザー向けの革の小売店として2018年10月に開店。

インポートレザーを中心に、法人向けに流通している良質な革40種類以上を、

常時50枚以上在庫しているということですが、

なんとこちらプロアマ問わず1枚から革を販売してくれるんですよ。

つまりプロの職人さんはもちろん、一般客もA4サイズにカットした1枚からでも購入可能。

オンラインショップでも購入することができます)

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さらに嬉しいのは「買った革をその場で加工できる」ところ。

革を購入した方なら誰でも、大きな作業台から革の裁断機、革漉き機、ミシン、箔押し機と、

およそレザークラフトに必要な機材ほとんどを無料で使うことが出来ます。

もし機械の扱いがわからなくても、店長さんが丁寧に教えてくれるので安心です。

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そしてもう一つ力を入れているのが、取り扱っている革を使い、

職人さんがアイテムを作って消費者に発信する“職人to customer”の取組み。

形にして見せることで革素材の素晴らしさを伝えると同時に、

作品を通じて職人さんと一般客とのコミュニティを作りたいと。

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こちらの革靴とサンダルは、

「株式会社IT'S SHOE FACTORY」の森田紀之さんが手がけたもの。

森田さんは、日本で最も歴史のある革ジャンメーカーのブーツを手がけるなど、

ワーク系・アメカジ系ブーツの世界ではよく知られた職人さん。

以前、某国営放送の「美の壺」でも紹介されていました。

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上の靴とサンダルは、

厚さ約3.6mmと分厚くモチっとしたシュリンクレザー「MIRO(ミロ)」を使用。

荒々しい表情の中にも光沢があり、革好きなら興奮しないではいられない質感。

ちなみにこちらの靴とサンダルはオーダーすることも可能。

価格の目安はブーツが8万円、短靴が7万円、サンダルは2万円。

気になる方は店舗スタッフにお尋ねください。

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ショップの仕掛人である川村洋一郎氏(向かって左)と、職人の森田氏

オープンしてまだ間もないものの、プロの職人やその卵、

趣味としてレザークラフトを嗜む方や革好きの方など、

革に関わるあらゆる人にとっての聖地になることは間違いなしのショップ。

とにかく一度足を運んでみてください。

「ブツ欲日記を見て来た」とスタッフの方に告げても何の特典もありませんが、

「(いい意味で)革変態の人だな」と認識してくれると思います(笑。

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KAWAMURA LEATHER
住所:〒111-0043 東京都台東区駒形2-2-10 ファインライフ駒形1F
営業時間:11:00~19:00  月曜定休日
TEL: 03-6841-0038 
E-mail:kawamura.leather@kawamura-net.co.jp

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2019-06-05 12:00 
共通テーマ:ファッション

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