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Mの「雑誌」考 [つぶやき]

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ホリエモンから学ぶ雑誌の未来。

のっけから厳しいことを語ってますが。

こちらのインタビュー記事でホリエモン氏が語ってる内容を拝見して、

一人の読者として雑誌の未来について「こうなって欲しいなあ」と考えたので

ちょっとつぶやいてみますね。

雑誌のビジネスとしての現状については氏がインタビューで語っている 

“雑誌はパッケージとして時代に合ってない”

“メディアとしては斜陽”というのは残念ながら正しい見識だと思います。

ただワタクシは雑誌がこの世から無くなることはないと思うんですよね。

例えが正しいかわかりませんが、

同じパッケージメディアである“レコード”が

CDやデータ配信の登場後の今でもこちらの表を見ていただくとわかる通り

粛々と製造されていることを考えると雑誌も同じように生き残り続けるだろうと。

レコード同様、産業規模は年々縮小するでしょうし

生き残れる会社も僅かかもしれませんが、

それでもしぶとく生き残るものだと信じています。

じゃあどんな雑誌が残り続けるのか。

ここからは希望的観測ですが、

まさにホリエモン氏が言うところの

「個人がフィーチャーされた」雑誌だと思うんですよね。

もっと言うと「名物編集長が作る雑誌」。

インタビュータイトルにもなっている

「これからは個人が強力なメディアとなる」というのは数年前から言われてました。

かくいうワタクシも絶対にそうなると信じて3年前に独立したわけで。

で雑誌についても“個”が際立った編集長が作る雑誌が残るんじゃないかと。

でもこれって新しいムーヴメントでもなんでもなく、ある種の原点回帰ですよね。

以前から言ってることですが、

ワタクシが貪るように雑誌を読んでた頃って必ず名物編集長がいました。

古くは『ビックリハウス』の高橋章子氏しかり、

『(ニュー)ミュージックマガジン』の中村とうよう氏しかり。

先日亡くなられた天野祐吉氏は『広告批評』の名物編集長でした。

またモノ系雑誌なら『Begin』の児島幹規氏、

ファッション誌は『Leon』の岸田一郎氏など。

いずれも“個”が際立った方々であり、

それゆえワタクシにとっては“雑誌=編集長”そのもの。

誌面上で「面白い」「かっこいい」と書かれていることは

そのまま編集長が言ってることだと

その商品を大枚はたいて買ったりしていました。

いまこれだけ影響のある編集長がいる雑誌ってあります?

圧倒的に少ないですよね。

だからワタクシは以前に比べたら雑誌を買わなくなっちゃたんですよね。

というわけで古くからの雑誌好きとしては、

心酔できる編集長が作る“オレ様雑誌”の再登場を願うばかりです。

※TOP写真はイメージ(ちなみに雑誌『Pen』に掲載してもらった当時の我が家)です。


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2013-10-30 00:00 
共通テーマ:ファッション

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