Mの「靴磨き」考 [つぶやき]
なぜワタクシは靴を光らせたくないのか。
先日とある靴磨きの会にお邪魔させてもらい、生意気にも講評までさせてもらいまして。
貴重で楽しい時間を過ごすことが出来た一方で、
改めてメイクアップされた靴は苦手であることを自覚しました。
最近は「革靴好き=鏡面磨き好き」と考える人もいるようですが、
ワタクシのように「手入れは最低限しかしない」「ピカピカは苦手」と言う靴好きもいます。
こうした靴磨きの好き嫌いの基点は、その人の「ファッション観」にあると思うんですよね。
どんな着こなしが好きか(苦手か)という。
ワタクシの場合は"無造作"な着こなしが好きなんですよ。
まるで「ファッションなんて大して気にしてませんよ(他にもっと大事なことがある)」的な。
ガッツリ磨いた靴だと「気合を入れてる」「めっちゃ頑張ってる」と、
見透かされるような気がして恥ずかしくなっちゃうし、
そもそも靴だけピカピカだと着こなしのバランスが悪くなる。
だから靴はナチュラルな質感、頑張って手入れしてる感がないのが好きなんですよね。
ジェルやワックスで固めてビシッとセットしているより、
出がけに手櫛でササッととかしたくらいのヘアスタイルが好きなように。
「超重要な商談」のような特別なシチュエーション以外は、
もっとリラックスして気軽にファッションを楽しみたいんですよ。
ま言うまでもなくあくまでワタクシ個人のファッション観の話なので、
正解不正解なんてものはありません。
みなさん着たい洋服を着て、履きたい靴を履けばいいと思います。
2019-11-06 00:00
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