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Mの「革の表情」考 [つぶやき]

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革が好きだからこそ「表情」を選びたい。

ずっと不満でしょうがありませんでした。

国内の大きなショップで革小物を買おうとすると、

ほぼ100%の確率で「革の表情」が選べないことが。

当たり前ですが、革は鞣される前は動物の皮として生きてきたわけで。

例えば同じ牛でも生まれ育った環境や性格などより個性があるように、

革にも個性があって当たり前。

傷や皺、シボなど革特有の銀面の模様や凹凸に、革の繊維密度によって起こる色ムラなど、

同じ製品でも使う革によって異なる「表情」があって当たり前で、

一人の革好きとしては、

それぞれを見比べて悩みに悩み抜いて自分だけの一品を選びたいわけです。

しかし百貨店などの売り場に並べられているのは、

どれもこれも個性の無い無表情なものばかり。

選ぶ楽しみを全く味わえないから、

革小物売り場から暫く足が遠のいてましたし半ば諦めの心境でした。

でもね、まだまだ捨てたもんじゃありませんね。

初めて『Alt81』の直営店(詳しくはこちら)に遊びに行った時は、

とても驚きましたし感動しましたよ。

もうね、イヤと言うほど「革の表情」を選べる(笑)。

例えばTOP写真の「P&Dバッファローカーフ」。

向かって左はシボが均一で細かく上品なのに対し、

右はシボが粗くワイルドで、触れれば凹凸がハッキリと確認できるほど。

とても同じ製品とは思えないほど「革の表情」が異なる。

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こちらの「シルキーカーフ」は、

上は均一に整った大きめのシボが特徴的なのに対し、

下のシボは非常にキメ細かいとまったく表情が異なりますね。


じっくりと時間をかけて一つ一つ異なる「革の表情」を比べ、自分だけの一品を選ぶ。

革好きにとって最高なこの贅沢を、

もっともっと楽しめるショップが増えることを心から期待しています。

※上で紹介した「革の表情」に関してもっと知りたい方は、こちらをご覧ください。

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2019-12-13 12:00 
共通テーマ:ファッション

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