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Alt81 mark_ブリーフケース01 [iTemリポート]

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革のエイジング好きを自認するなら死ぬまで一度は目にしてほしい鞄。

いやあここまで激しいエイジングの革のブリーフケースを、これまで見たことありませんでした。

先日、営業を再開したAlt81蔵前の直営店に久しぶりに遊びに行ったら、 

展示棚に見かけないブリーフケースを見つけたんですよ。

デザインは非常にシンプルなのですが、その革の表情が明らかに異質とも言える風貌で、

昔の時代劇に出てきた大部屋のベテラン役者のような渋味を放っているではありませんか。

「アレ、なんですか?」と眼鏡店長T氏に聞いたところ、ニヤッと笑い「私が使っていた私物です」と。

つまりこの革の表情は加工されたものではなく、使っているうちに自然に生まれたものだと。

それを知った瞬間、「ブツ欲日記読者に晒さないと」という使命感から(笑)、

速攻で写真を撮らせてもらいましたよ。

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正式な商品名は「mark_ブリーフケース01」。

今では珍しい国産の「バケッタホースレザー」を全面に使用しています(詳細はこちら)。

製作過程でたっぷりとオイルが含まれているので、

手で触れた際にはしっとりとした感触が残る一方で、

色艶の変化がとても速く数年使った程度でもご覧のような表情になるとのこと。

そして摩擦に強く耐久性があり、牛革に比べ驚くほど軽いのもこの革の特徴。

エイジングが素晴らしく丈夫で軽いとなれば

「つい手にとってしまうんですよね」というT 氏の言葉にも頷けますな。

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写真奥が未使用状態。使い込むほど色艶が増し、皺が激しく入る

あとワタクシが唸ったのは、ビジネスバッグとして機能性も優れている点。

通常、こちらのような柔らかい革を全面に使用するとどうしても自立しないですよね。

商談の時や移動の時に床に置くとフニャッと腰砕けになってしまい、非常に格好悪い。

こちらのブリーフケースではそうならないよう、縁に「玉」を作り、

底部と鞄の中心に這わせた2本のラインに少し硬めの芯材を使用することで鞄の型崩れを極力なくして、

革の柔らかさを十分に活かしながら自立しやすい構造に仕上げているということ。

うーん、これぞ職人技ですな。

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革がクタクタに柔らかい状態なのに自立していることにビックリ

また携帯電話や移動時のパスケースなどの小物を

鞄本体を開けることなくさっと出し入れできる背面ポケットやなど、

用途に応じて整理整頓しやすいポケットを鞄の内外に装備している点も素晴らしい。

革の表情に目を奪われがちですが、その使い勝手の良さも直に確認してみて欲しいです。

※「Alt81 mark_ブリーフケース01」はオンラインショップでも購入可能です。


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・数年使えば鬼のようなエイジングを楽しめる「mark_ブリーフケース01」(Alt81)

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2020-06-13 12:00 
共通テーマ:ファッション

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