SENSE 2011年3月号 840円 [買ったモノ]
「SENSE」に見る媒体の未来、一つの方向性。
たとえばアーティストがアルバムやシングルを出しますよね。
伝えたいことを詩や曲やサウンドにして表現する。
さらに雑誌でコラムを書いたり、
人によっては自身のBlogで発言もしてたりします。
表現の幅が広い人は映画を撮ったり、洋服をデザインする人も。
ファンは、それぞれの表現を通じて何かを得ていく。
雑誌などの「媒体」が近い将来どうなるかと考えたときの
一番近い姿がこれなんですよね。
ある「個」(個人あるいは小規模な組織)が、
伝えたいことを最も適した形でアウトプットする。
その形態やタイミングは固定化せず、
しかしそれぞれが「個」を中心に有機的に融合していく。
「読者」は発信者である「個」に心酔し、
その人が何を伝えたいのかを知りたくて時間を割き、
その表現物を手元に欲しくてお金を払う。
重要なのはメディアの形態や流通方法や出版元の社名などではなく、
「誰が発信(編集)しているのか」という点。
その「個性」が全て、であるという点。
雑誌「SENSE」は編集長の「顔」が見える数少ないファッション誌。
「俺はこれがいいと思うぜ」という編集者としての矜持が
誌面一杯に表現されています。
その内容や方向性が濃いだけに、
45歳のオッサンとしては毎号買うのはちょっとキツイのですが(笑)
心にガツンとくる(財布にもね・笑)企画の号はそれこそ穴が開くほど読み込む。
面白いのは、セレクトショップにも挑戦しているところ。
直接デザイナーと交渉し別注展開をしています。
今やりたいことを、やりたい人を巻き込みながら最適な方法で表現し、
プロダクトと消費者を結びつけていく。
これぞまさしく雑誌の進化形。
媒体の到達点。
これからも注目していきたいと思います。
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