Mのブツ欲日記

ホーウィンと新喜皮革　[つぶやき] [編集]

コードヴァン日米対決？

昨日、オリジナルブランド「M」の靴を紹介（こちら）させてもらったら、

「ホーウィン社と新喜皮革社のコードヴァンはどちらがいいですか？」

的な質問を幾つかいただいた。

（「M」では新喜皮革社のコードヴァンを採用しています）

このような問い合わせをいただいた際、

一応どちらも経験しているワタクシとしては以下のように答えています。

（1年前に購入したWarmthcrafts manufactureのブーツの記事はこちら）

若干長くなりますが、もし興味があればご一読ください。

向かって左側がホーウィン社のコードヴァン。右側が新喜皮革社製

ホーウィンのコードヴァンがヌラッと粗野感たっぷりで

「色ムラとか細かいこと言うなよ兄弟」と、

まさに“米国流”を体現しているのに対し、

新喜さんのそれは透明感が強く、均質でムラがない。

日本人の繊細さがよく表れた仕事ぶりだと思います。

ということでワタクシの場合、

同じコードヴァンでも、両者はある意味「別物」だと捉えてますし、

それぞれの良さがある。

最終的には個人の「好き・嫌い」でしかなく、

そこに優劣は無い。

専門家ならまた違う受け答えをするのかもしれませんが、

一人の消費者としてはそう思います。

だってどっちも好きだもん（笑）

ちなみに「新喜皮革のコードヴァンは艶が少ない」という人がいますが。

それはたぶん新品状態しか見たことのない人の意見。

こちらの写真を見てもらうとわかる通り　

新喜さんのコードヴァンも履き込み磨き込めば、

恐ろしく濃度の高い艶が出てくることをここに証言したいと思います。

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