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Andres Sendra(アンドレスセンドラ) レースアップ Crust Tinol~見せてよAmazon~ [-PR-]

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この靴に歴史あり。

これだけ靴が好きになっても知らないことが次から次へと出てくる。

毎週Amazonさんから送ってきてもらう靴の中でも知らない、

あるいはブランド名は聞いたことがあるけどよくは知らない、

という靴は山ほどあります。

知らないと調べたくなるのがブツ欲馬鹿の宿命で、

すると中には驚くようなバックボーンや歴史をもつブランドがあったりする。

このBlogでも一度だけ紹介したことがある

「Andres Sendra(アンドレスセンドラ)」もそのうちの一つ。

今回は、このブランドについてワタクシが調べた内容を

ちょっとだけ披露させてもらいます。

時間のある時にでも読んでみてください。


このブランドのスタートは今から100年以上前(!)の1913年。

それまでバレンシア州ミスラタで小さな工房で事業を営んでいたSendra家は、

皮革なめし業界においてはすでに一目置かれる存在だったそう。

ブランドとして大きな飛躍を遂げたきっかけは、

長男のAndres Sendra氏が旅行先のアメリカで出会ったカウボーイ・ブーツ。

思い切りインスパイアを受けた同氏は「こりゃいけるで」と

帰国後するやいなや兄弟や少人数の靴職人と自らのブーツブランドである

「Sendra Boots」を立ち上げたのがその始まり。

250工程もある作業をほぼ全てを熟練した職人たちの手作業で行い、

さらにグッドイヤー・ウェルト製法を得意とする

同社の高い技術に関する評判は瞬く間に世界中に広がり、

自社のブーツだけでなく、シャネル、ディオール、ダナ・キャランといった

一流ファッションブランド向けのシューズも製造するまでに。

こうしてブーツ以外の靴の製造を手がけることでドレスシューズのノウハウも蓄積、

4代目となるJavier Sendra氏が100周年を記念して2013年に立ちあげたのが、

ドレスシューズラインです。

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今回Amazonさんからお借りしたのはまさにそのドレスラインの一足である

Andres Sendra(アンドレスセンドラ) レースアップ Crust Tinol』。

ドレスシューズといっても、アッパーの革に傷が付きにくい加工を施したり、

雨風の侵入を防ぐウェルト周りの処理、

あるいは歩行性、緩衝性に優れたソールのチョイスなど、

ところどころにブーツメーカーの面目躍如たる一面がチラホラ。

とても使い勝手に優れた一足に仕上がっています。

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汎用性の高いデザインなのでビジネスにもオフにも使えて、

出張や旅行にもこれ1足あれば十分に事足りる。

それでいて5万円台という価格はとても嬉しいですな。

歴史あるブランドなのに高級化の一点張りじゃなくてワタクシは好き。

※ここで紹介した靴はAmazonで試着&購入できます。




※まるでNo.4のような『HIROSHI TSUBOUCHI』の赤いコードヴァンチャッカ、発売中。


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2015-09-18 12:00 
共通テーマ:ファッション

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