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万双 [SHOPリポート]

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日本で一番気骨ある鞄ブランドの、日本で一番小さなお店。

他の追随を許さない技術の証である独自の「菱縫い」や、

とても美しい反面、扱いが非常に難しいと言われる

最高品質のレザー「双鞣和地」(そうなめしわじ)など、

その高い技術力と厳選された素材が織りなす

製品のクオリティの高さばかりが注目されますが。

ワタクシがこの『万双』というブランドに惚れるのは、

今どき珍しいと言ってもいい“気骨”ある取組み姿勢。

同社のHPにある代表 武基興氏の言葉にもそれは顕著に表れています。

「なぜブランドロゴやタグが入っていないのか?」の問いには

『お客様の手元にわたった時点でその鞄はお客様のもの。

そこに、作り手のくだらないエゴやプライドはいりません』と答え、

「商品が店にないことが多いのだが?」の問いには、

『仕上がりが悪いものは私がボツにしてしまうため、

出来上がる商品数が少なく予約販売で終わってしまうことが多々あります』と答える。

一人のブツ欲馬鹿としては、これを見ただけでワクワクする。

ということで今回はその万双の上野にあるお店にお邪魔してきたので、

写真を中心に紹介させていただきます。

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JR御徒町駅北口からアメ横表通りに入って1分ほどの場所にある、
1.5坪という鞄ブランドとしてはおそらく日本一小さなお店


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この日の朝出来上がったばかりという今秋冬の新作
肩掛け出来るブライドルレザーのトートと双鞣和地を使ったバッグ


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ワタクシが一番欲しい「ブライドル ダブル天ファスナー」
エイジングが楽しみなキャメルと、ブリティッシュ臭プンプンのダークグリーン


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発売と同時に売切れとなった新作の「双鞣和地 バックパック」

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「売って欲しい」というお客さんが後を絶たないエイジング見本

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この他にも各種バッグや革小物類が文字通り「所狭し」と並べられていますが、

驚くのがすべての商品の価格が税込みで10万円以下であること。

これもまた「鞄に20万も30万も出してもらいたくない」という同ブランドの“気骨”の表れ。

消費者としては何とも嬉しい限りです。

卸売を一切していないので、

これらの現物を拝めるのはこちらのお店か神戸アトリエのみ。

是非一度足を運んで、その素晴らしいクオリティとブランドの“気骨”を感じてみてください。

※『万双』の商品はインターネットでも購入可能です。

万双
住所:東京都台東区上野6丁目4番7号
電話:03-3832-6461
営業:10:30~19:30
休日:年末年始
交通:JR山手線/京浜東北線 御徒町駅 北口 下車 徒歩2分

神戸アトリエ
住所:神戸市中央区明石町47 ニッケビル3F
電話:078-331-6661
営業:11:00~19:00
開放日:土・日・月・火曜日


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2017-04-15 12:00 
共通テーマ:ファッション

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