JOHN LOBB(ジョンロブ) BARROS(バロス) #292 [Mの私物査定]
リユース市場における2021年 革靴需要動向のヒントを探る。
色々とあった2020年最後の私物査定は、
やはり皆さんも一番気になるであろう革靴をピックアップ。
現在のリユース市場における動向などをADDICTさんにお聞きしながら、
来年以降の需要に関するヒントを探ろうと思います。
ということで今回は私物のジョンロブ「 BARROS」を持参し、
話を伺ってきました。
「拝見したこちら、
一般のジョンロブのイメージとは違い可愛いデザインですね。
状態は日常使用程度の傷や使用感などで査定に影響するほどではないのですが、
そのデザインの需要がドレスタイプよりも低いため査定価格は1万4,000円。
ジョンロブは買取強化対象ブランド(一覧はこちら)ですので15%UPとなり、
最終的なご提示額は1万6,100円となります」
ジョンロブのカジュアルデザインは人気が低いですか?
「やはりジョンロブと言えば、
シティ・フィリップ・ウィリアムを探されている方が圧倒的に多く、
こうしたカジュアルタイプを探されている方は、
ほとんどがオールデンやパラブーツを購入される方が多いですね。
ただしジョンロブは最近はブーツも売れていて、
ジョッパーブーツのようにモードな着こなしに合わせられるものは人気です。
なのでジョンロブを購入される方は
“ドレス派”と“ブーツ派”がほとんどだと思います」
ここ最近の革靴の需要について教えてください。
「革靴については“専業ブランド”の買取り数が激減し、
またリユースマーケット全体を見ても取り扱い数が以前より減っています。
ちょっと前までは
“革靴を買うなら専業ブランドのものを”という方が多かったのですが、
ここ最近、とくに若い方はそのこだわりが無くなってきている。
その傾向が背景にあると考えています。
若いファッション好きの方はデザインやトレンド感が最優先で、
マルジェラ好きの方は最新のデザインに合わせやすいマルジェラの靴を買いますし、
でなければ似たデザインの靴をリーズナブルに買いたい、という方が多いですね。
革靴自体はこれからも一定の需要があると思いますが、
ファッションが好きな方の中では“専業ブランド離れ”が起きてきている。
そう言ってもいいかもしれません」
現在ADDICTさんでは、
「ルイヴィトン」「エルメス」「グッチ」「プラダ」などのハイブランドや、
「ラフシモンズ」「メゾンマルジェラ」「ジルサンダー」
「ドリスヴァンノッテン」などのインポートブランドランド、
「ヨウジヤマモト」「コムデギャルソン」などのドメスティックブランドの買取金額が、
15%UP(その他のブランドも10%UP)になるキャンペーンを実施中。
(買取キャンペーンの最新情報はこちらをご覧ください)
なおキャンペーン対象となるのは「宅配買取」のみとなるのでご注意ください。
また事前に「買取基準」や「ブランド買取実績一覧」を確認できますし、
こちらも是非利用してみてください。
2020-12-22 12:00
共通テーマ:ファッション
共通テーマ:ファッション