SSブログ
a.jpg

Flathority(フラソリティ) [リポート]

メイン.JPG
日本の革製品の歴史を支えてきたファクトリーのオリジナルブランド。

その顔ぶれを見れば、皆さんも驚くと思いますよ。

以前こちらの記事でチラッとご紹介させてもらった『Flathority』。

先日、縁あって工場に遊びに行ったところ、

日本を代表するブランドのバッグや革小物が並んでるじゃないですか。

ここでは具体的なブランド名を書けませんが、

いずれも聞けばほとんどの人が唸る錚々たる顔ぶれ。

それもそのはずブランドの運営元となる「株式会社 猪瀬」は、

1952年に東京葛飾で創業以来、

半世紀以上にわたり国内有名ブランドの鞄などの革製品を数々制作。

日本の革製品の歴史を支えてきたファクトリーと言っても過言ではありません。

その強みは何といっても品質の高さで、

手がけた製品は通産大臣賞や鞄技術コンクール優秀賞、

ジャパンレザーアワード部門賞などを受賞。

また2008年にフランス・パリルーブル宮殿にボストンバッグが展示されるなど、

国内外で高く評価されています。

その高い技術力をベースに、

満を持して2004年(平成16年)に立ち上げたオリジナルブランドが、

今回ご紹介する『Flathority』なのです。

DSC04691.JPG

工場に遊びに行って最もじっくりと拝見したかったのが、やはりコードヴァン製品。

「水染めオイルコードヴァン」と「ホーウィン・シェルコードヴァン」という

日米両方のコードヴァンを使用して製品を展開していて、

ワタクシが知る限り非常に珍しい。

それぞれの良さを比較しながら、好みのテイストの製品を選べるのが嬉しいですね。

(※『Flathority』の使用レザー一覧はこちら)。

水染め①.JPG水染め③.JPG水染め②.JPG
透明感あふれる国産の「水染めオイルコードヴァン」を使用した製品

ホーウィン①.JPGホーウィン③.JPGホーウィン②.JPG
オイリーな光沢が魅力的な「ホーウィン・シェルコードヴァン」を使用した製品

縫製.JPGコバ処理.JPG引き手.JPG
確かな縫製や丁寧なコバの処理、引き手の作り込みなどのディテールも手抜かり無し

そしてもう一つ魅力的なのが価格。

小売店を持たず、さらに効率的な革の取り回しなど、

現場での細かな努力の積み上げによりコストを抑制。

ホーウィン社シェルコードヴァンのラウンドウォレットが税込みで5万2,800円、

同じくロングウォレットが4万9,500円という

リーズナブルプライスを実現しています。


なお『Flathority』は一部商品については全国数店舗にて取り扱いがありますが、

直営の実店舗を現在は持っていないので、

ポップアップ以外で全商品を購入できるのはオンラインショップのみ。

それだけにオンラインコンテンツにも力を入れていて、

自社の職人技に関する動画コンテンツや、

革製品のケア方法やエイジングに関する動画コンテンツなどをアップ。

さらにブログでも日々情報を発信しているので、

興味がある方は是非こちらもチェックしてみてください(※全コンテンツ一覧はこちら)。

※『Flathority』の商品一覧はこちら


【ブツ欲NEWS&TOPICS】
・ニューバランスMade in USA 990の最新モデル「990v5」入荷(リファーレ)
・コードバン×最高級ヌメ「コードバン二折財布(小銭入付)」予約受付中(万双)
・ウィンターファイナルセール!特別価格&ポイント15倍(リタリオリブロ)
・トラや血筋など「生きていた証」を持つ『mark_ラウンド長財布02』(Alt81)
【2月限定キャンペーン】バッグはブランド関係なく買取額15%UP(ADDICT)
・一番高く時計を買い取ってくれる業者がすぐに見つかる(時計査定の窓口)


2021-02-04 12:00 
共通テーマ:ファッション

このブログの更新情報が届きます

すでにブログをお持ちの方は[こちら]