Stefano Branchini(ステファノ ブランキーニ)プレーントゥ ノルベジェーゼ [Mの私物査定]
同じブランドの靴でもデザインが変われば査定評価は変わるのか。
新品の価格からするとなかなか辛い査定評価でした。
ただしリユース市場の原則は「価格は市場が決める」であり、
原価の積み上げなどはまったく関係がないことを考えれば、
納得せざるを得ないわけで。
なら同じブランドの靴でも、
もっと一般受けしそうなデザインであれば査定評価は変わるのか。
そのあたりを確認すべくもう一足の私物ブランキーニを持参して、
再度ADDICTさんの門を叩いてきました。
たのもー、たのもー。
「拝見したこちらのブランキーニの靴ですが状態は悪くなく、
また凝った作りについては前回査定した靴同様高く評価できますが、
デザインが普通のプレーントゥということで査定額は8千円。
買取強化対象ブランド以外でも
査定額が10%UPになるキャンペーン(詳細こちら)を実施中なので、
こちらの最終的なご提示額は8,800円となります」
前回よりも査定評価額が下がりましたね?
「確かに一般的にはこうしたプレーントゥの靴はニーズが高いのですが、
ブランキーニのコアなファンが求めているのは前回の靴のような、
“いかにもブランキーニ”なデザインです。
もともとリユース市場でのニーズが限られている上に、
コアなファンのニーズも芳しくないデザインとなってしまうと、
出品してから売れるまでのリードタイムがあまりに未知数。
なので、どうしてもこれくらいの査定額になってしまいます」
一般的なデザインが逆に仇になったと。
「ブランキーニに限らず、
コアなファンに支えられているブランドのアイテムは、
そのブランドを代表するようなデザインが圧倒的な人気です。
またブランドのファン以外の目線で考えると、
たとえばこちらの靴のようなプレーントゥのデザインの場合、
他に比較対象があまりに多くチョイスされる可能性がガクンと下がってしまう。
そういう意味でも分が悪いですね」
春になってリユースマーケットの革靴トレンドに変化は?
「ここにきてJ.M. WESTONのローファー人気が、
若いファッション好きの方の間で急上昇していますね。
ファッションの流れの一つとして、
シルエットこそゆったりしているものの全体的にはクラシックで、
クリーンなアイテムが好まれています。
その足元に合わせる靴として
J.M. WESTONの王道的なローファーがチョイスされていますね。
またもう一方の流れとなるモードなコーデに合わせる靴として、
Church'sのスタッズシューズが若い方の間で人気があります。
J.M. WESTONのローファーとともに、
しばらくはリユース市場での人気が続くと思います」
現在ADDICTさんでは、
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2021-03-19 12:00
共通テーマ:ファッション
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