Mの「サラリーマン」考 [つぶやき]
若くしてフリーになった人が、サラリーマンの有り難みに気付かない理由。
20代や30代でフリーランスになった人は、
大抵がサラリーマンの有り難みに気付かないことが多い。
なぜか。
若いゆえに経験していないことがあるからだと思います。
それが「大きな買い物」と「大きな病気」。
例えばマンションなどの不動産を買う時は、銀行でローンを組むことになると思いますが、
サラリーマンであれば「会社が個人の信用保証をしてくれる」ので、
銀行側も安心して大金を貸してくれます。
しかしタレントや作家などの著名人でも無い限り、
フリーランス(しかも若い)の社会的信用なんてほぼゼロに近いですから、
よほどの担保でもない限り、金融機関で大金を借りるのは至難の業と言えます。
とはいえ「家なんて一生買う気がないから大丈夫」という人には、
これは大して痛手じゃないですよね。
本当に大変なのは後者の方。
ワタクシも会社員時代に体調を崩して3ヶ月ほど休みましたが、
そのあいだもしっかりと給料が振り込まれました。
しかしフリーランスはどうか。
手がけている仕事の内容にもよりますが、
ほとんどの人が休んだ瞬間に収入が途絶えるのでは?
若いうちは体力気力ともに充実しているのでピンと来ないでしょうが、
ある程度年齢を重ねると確実に身体にガタが来る。
そして病気はある日突然やってきます。
またどんなに健康に注意を払っていても、
不慮の事故に巻き込まれ大怪我をすることも。
そうして長期間働けなくなった時、
「サラリーマンで良かったな」と心から実感するわけです。
確かにサラリーマンは「社蓄」なのかもしれません。
でも会社から手厚く保護されているという側面もきちんと理解すべきだと、
ワタクシは考えます。
2019-03-23 12:00
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