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Filshoes(フィルシューズ) [リポート]

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26歳の新鋭の手による“気分がアガる靴”。

今まで数多くのドメスティック靴ブランドを取材してきましたが、

ここまで気分がアガったことはそうないかも。 

昨年、浅草にて操業を開始したばかりの『Filshoes』。

「実用的な高級靴の提供」を標榜し、パターンオーダー(78,000円~+オプション)と、

セミオーダー(98,000円~+オプション)の2パターンで展開(詳しくはこちら)していますが、

遊びに行った工房でサンプルを見せてもらい、久しぶりに興奮して汗ダクになりました(笑。

アガったポイントは3つ。

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一つ目は木型

世界的な名品と呼ばれる靴を研究して削ったという木型は、

指周りに余裕を感じながら、踏まず部分や甲周りがグッとタイトに仕上げられていてホールド感が心地よい。

また足の形状に沿っているのでアタリがなく体重移動もスムーズで、

これなら長時間履いてもストレスが無さそう。

今までワタクシが足入れしてきた中でも、上位に入るクオリティでした。

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仮靴は甲薄幅狭のワタクシの足にも吸い付くようにフィット


二つ目がファッション性

スーツにもルーズフィットのパンツにも合わせられる懐の深い佇まいが、

今のファッショントレンドとリンクしているところが個人的に凄く嬉しい。

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履く人をエレガント&スマートに見せてくれる高めのヒールも、短足醜脚のワタクシにはビンゴ。

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さらにメダリオンのカラーが選べたり、オプションで刺繍(これがまたクオリティ高し!)できたりと、

遊び心があるので履いていてテンションが上がるのは間違いないですね。

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丈夫で綺麗なシームレスヒールが標準仕様


そして最後が、これらの靴を20代の若者が作っているという点。

靴職人と言うと若くても30代、多くが高齢者という中、

20代でブランドを立ち上げ、こうして頑張っているのが何よりも嬉しい。

また消費者目線で言えば、フランクに色々と相談しやすいですよね。

ベテランの靴職人だとプライドが高くて気難しいイメージがあり、

話しかけるのさえ躊躇しちゃいますから。

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石田さん(写真向かって右)と平松さん(同左)という、専門学校の同級生である平成5年生まれの26歳の二人が中心となってブランドを引っ張り、ここに更に若い製甲担当者(女性)が加わる

「木型からパターン、製甲、底付までワンストップで出来るのが僕らの強み。

個人のお客さんからのオーダーだけでなく、OEMも積極的に受けていきたい」ということなので、

業界の皆さんも是非お見知りおきを。


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Fil shoes株式会社
住所:〒111-0022 東京都台東区清川1-12-8 1F
電話:080-8808-9986
営業時間:11:00〜18:00(ご予約により時間外も対応)
定休日:不定休(事前に要予約)
URLhttp://filshoes.com/index.html
Instagramhttp://instagram.com/filshoes/
※LINE友達追加→ http://nav.cx/6Dwqjk3まで


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2020-03-13 12:00 
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