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Mの「古着」考 [つぶやき]

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「古着」の再評価はファッション業界にとっての明るい光であり再生の道標。

いま10代・20代の間で「古着」が再注目されているそう。

渋谷や原宿のアパレルショップが撤退したあとに

続々と古着店が出店しているらしい。

その勢いもあり国内ファッションリユースの市場規模は成長を続け、

今や1兆円に手が届くほどだと。

個人的にはとてもいいことだと思うんですよね。

「新品が売れなくなる」というアパレル関係者の声も聞こえてきますが、

若者がファッションから離れてしまうより百万倍いい。

たとえ数百円の古着であったとしても、

それを入り口にファッションに興味を持ってもらえれば、

十分に希望が持てるというものではないでしょうか?

アパレル関係者がこれから腐心しなければいけないのは、

こうした古着文化に慣れ親しんだ層にどうアプローチしていくか、という点。

古着好きは一点モノや他人と被らないことに意義や面白さを感じ、

コーデを自分なりに工夫してオシャレを楽しんでいます。

「定番や高級ブランドさえ着ていれば安心」というオッサンと比べると、

かなり手強い相手と言えるでしょう。

今までのように画一的な商品を大量生産したり、

ブランドのルック通りにセレクトしているようでは見向きされるかどうか…。

単に新品を並べているだけのショップも厳しいと思います。

素人目にもなかなか大変だとは思いますが、

これを契機に個性的なブランドやショップが、

もっと増えてくれたら嬉しいなと思いますよ。

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2021-03-27 12:00 
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