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Mの「若者とファッション」考 [つぶやき]

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高額品をポンと買う若者が増えても、国内のショップは潤わない!?

「ファッションは売れない」は決して正しくない。

若いファッション好きと話をしていると、それがよくわかります。

確かにいわゆる百貨店ブランドや、

中途半端な位置づけのブランドは苦戦しているのでしょう。

その一方で30万円や50万円もするようなモードブランドの服を、

若いファッションアディクトはポンと買っているというのです。

それを聞くとモードブランドのみならず、

歴史あるメゾンブランドまでも顧客の若返りを狙う気持ちがよくわかるし、

老後を心配するあまり嗜好品にお金を使わなくなった、

我々のような中高年が完全に見放されてしまうのも仕方ないと感じます。

ただ若い人をターゲットに据えると、小売り関係者にとっても新たな苦労が出てくる。

それは彼・彼女らが「インターネット・ネイティブ」である点。

よくよく聞くと先に挙げたようなファッション・アディクトの多くは、

「海外のECサイトで購入している」とのこと。

お目当てのブランドやアイテムが出てきたら、

欧米のサイトをクロールして一番安いショップで買うと。

今はどこも完全日本語対応しており、また到着まで数日程度ということで、

国内のサイトで買い物をするのとほとんど変わりないらしい。

しかもSNSでこうした情報が若い人の間でどんどん共有されているとのこと。

一昔前はここまでするのは転売ヤーか一部のマニアくらいでしたが、

これからは一般の人も当たり前のように海外サイトで買うようになるのでしょうか。

物心ついた頃からインターネットが身近にあり、

百貨店やセレクトショップなどに思い入れのない世代が

マーケットの中心になりつつある。

国内のブランドやショップはこの状況にどう対応していくのか。

一人のファッション好きとして注目したいと思います。

※写真はイメージです。


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2021-10-11 12:00 
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