Mのブツ欲日記: R氏

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R氏　[Mのブツ欲交友録] [編集]

信じる力。

久しぶりの「ブツ欲交友録」です。

先日の「Mのサロン」に参加してくれた若きクリエーターの卵、

R氏です。

初めましてMさん。
Rと申します。
Mさんのサイトはもうかれこれ2006年からずっと見ているので8年目です。
実際に8年もたったと考えると時が経つのがこんなに早いのかと驚かされます（笑）。

私は現在、イタリアのフィレンツエにてこちらのサルトリアで働いております。
イタリアへ来る前は、
ロンドンのLONDON COLLEGE OF FASHIONというロンドン芸大の大学院にて
テーラーリングやレザーの紳士服、パターンなどを勉強しておりました。
それより以前の大学では経済学部でしたので、
服を真剣に勉強し始めたのは大学院からです。

将来は、日本で自分のブランドを立ち上げ、
日本の文化や、物作りといったものを
日本から世界に発信できることができる人間になりたいです。

私は、中学校と高校の途中までを
アメリカのペンシルベニア州という僻地にある全寮制男子校で過ごしましたが、
日本人というだけで、
他の国から来た外国人よりも暮らしやすかったという事実があります。
先人が私にそうして道を造ってきた歴史があるからに他ならず、
その恩恵を亭受したきた一人として、
同様にこれからの世代にも私が得た先人の恩恵を壊さず伝えていき、
誇りの高きものにする義務があると私自身は思っています。
こういう言い方をすれば聞こえはいいかもしれませんが、
結局のところ私にできること、得意なことは限られていて、
物を自分の手から作りあげるということが
そうした自分自身の思い描く将来像に一番近道なのかなと信じてやっております。

何故Mさんにこのタイミングでメールをしたかというと、
自分の中で色々と迷いがあり、
Mさんの様に自ら自分の好きなことで
ご飯を食べて行けている方の話を生で聞きたいと思いご連絡させていただきました。

下記のサイトは私のこれまでの作品集？みたいなものです。
お手隙の際にでも見ていただければ幸いです。
http://www.ierib.com/

実はこのメール、

昨年の9月にもらっていたんですが、

その際「Blogで紹介していいですか？」と確認したところ、お断りされました。

おそらく氏の中にあった“迷い”がそうさせたのかもしれません。

でもあれから時間が経ち、

またサロンでお会いし、（ほんの少しではありましたが）お話ししてから

紹介することを快諾してもらえました。

そして、

先日のMさん主催のランチ会すごかった。
あれだけの方を集められる力、エンターテイメント性さすがです。
そして色んな職人の方とのお話する機会を与えて頂いたこと、
とてもいい刺激になりました。

と言ってもらえました。

ワタクシこそ、未来ある若者の力になれて嬉しい限り。