Alt81 track_ベルト01 [iTemリポート]
大人のベルトに必要なのは、匿名性と控えめな艶。
お洒落デビューしたばかりの若者ならいざ知らず。
良識ある大人が、ブランド感丸出しのベルトを身につけるのはいただけない。
非常に丁寧に鞣された良質な革を使った、しかしながらブランドや生産国などを声高に叫ばない。
とはいえ単に地味なのではなく、ちょっとした艶やかさを兼ね備えている。
大人なら、そんな一本を身につけたい。
先日Alt81の店頭で新作ベルトを見せてもらい、「そうそうコレコレ」と呟いてしまいました。
まず皆さんが最も気になるであろう革は「シェイドワックス」を使用。
職人の手塗りワックスによって生まれる色ムラや細かな表情が特徴的で、
使い込むほどに美しくアンティーク感が増していくAlt81のオリジナルレザー。
※「シェイドワックスレザー」の詳細はこちらを参照。
※同レザーを使った革小物のエイジングサンプルは以下の記事参照。
https://m-butsuyoku.blog.so-net.ne.jp/2019-04-16-1
https://m-butsuyoku.blog.so-net.ne.jp/2019-04-17-1
※同レザーを使った革小物のエイジングサンプルは以下の記事参照。
https://m-butsuyoku.blog.so-net.ne.jp/2019-04-16-1
https://m-butsuyoku.blog.so-net.ne.jp/2019-04-17-1
カラーはエイジングが楽しめるダークブラウンと藍鉄の2色展開。
幅は30㎜とやや細めでスーツやジャケパンに合わせやすく、
自身でカットして長さを調整できる仕様になっています。
裏にヌメ革を縫い合わせていて、こちらもエイジングが楽しめます
かように渋く玄人好みの革に対し、バックルはやや艶っぽいところがポイント。
真鍮鋳物を採用していますが、
一般的に大量生産の工業製品は機械を使う金型鋳造が主流なのに対し、
Alt81では鋳造方法として最も古い手法であり、
良質な鋳物が出来る「砂型手込め鋳造」という技法を採用。
全ての工程を熟練の職人の手作業により行い、
存在感のある佇まいとズシッと重みのある真鍮を鋳造。
仕上げに上からニッケルでメッキを行い、キラリと艶めいた光沢感を生み出しています。
カジュアルタイプの「arrow_ベルト_01」と
ここまで手が込んでいながら価格は1万5,000円(税込)とフェアプライスなのは、
卸売をしない同ブランドならでは。
この記事を書いている時点ではまだWEBサイトに情報がUPされていませんが、
もちろん店頭で現物を手に取り、購入することも可能。
気になる方は是非足を運んでみてください。
2019-06-20 12:00
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