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Mの「革小物の装飾と革質の関係」考 [つぶやき]

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革小物の装飾が、雄弁に革質を語ることがある。

「玉縁(たまぶち)」または「くるみ玉」をご存知ですか?

角辺を革でくるむことで施される縁どり(パイピング)のことで、

通常は見えるはずのステッチを見せないため、

端正で上品な輪郭に仕上がります(※詳細はこちらを参照)。

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通常の仕上げだと縁のステッチが見える

「それなら、すべての革製品で採用すればいいのに」と

おっしゃる方もいるかもしれませんが、

縫製技術の難しさに加え、簡単に出来ない理由がちゃんとあります。

それが「加工が可能な革が限られるから」。

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薄く漉いた革をコンパクトにクルッと巻き込むので、

「柔軟性」と同時に「しなやかさ」も備えた革でなければ、

キレイに玉縁を作り出すことができません。

Alt81の「page_ラウンド長財布01」(写真)や

page_ミニラウンドホルダー01」に採用されている「シルキーカーフ」は、

まさにこの条件をクリアしている革。

肌目が非常にきめ細かく、シルクのような極上の手触りの革ですが、

もう一つの大きな特徴が、そのしなやかさ。

原皮に、繊維密度が高い上質なフランス産のカーフを使用しているため、

非常に柔軟で、そして強い。

ご覧のとおりキレイな玉縁がこしらえられています。

機会があれば蔵前の直営店に足を運び、

ぜひ現物を手にとって確かめてみてください。

※「シルキーカーフ」を使った製品のレビュー一覧はこちら


【ブツ欲NEWS&TOPICS】
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・シルクのような触れ心地を味わえる革「page_ミニラウンドホルダー01」(Alt81)
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※本ページはプロモーションが含まれています。


2024-03-23 12:00 
共通テーマ:ファッション

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