SEVEN HOMME [つぶやき]
雑誌の未来。
検索すればGoogle先生が何でも教えてくれるこの時代。
世界中のあらゆる情報を無料で手に入れることができる今の時代。
「お金を出してまで買いたい雑誌」ってどんなのか。
自分なりにずっと考えてきて、
その答えが「偏集」であることは以前にも書かせてもらいました。
あるテーマや切り口にひどく偏った内容。
そういう雑誌こそ「お金を出して買いたい」と。
インターネットの海にあるのは、
無責任に発信された無秩序に漂う情報ばかり。
ワタクシが欲しいなあと思うのは、
それに反するようにあるテーマにゴリゴリと深く深く切り込んだ雑誌。
読み手をグイグイとその世界の奥深くまで引きずり込んでくれる雑誌。
それこそお金を出す価値があると。
ずっと手元に置いておきたいと。
でそのテーマや切り口の一つして考えられるのが「エリア偏集」。
そのエリアならではのショップや人、
カルチャーや空気などをプロの編集者の視点で集め編集した雑誌。
写真の『SEVEN HOMME』はかなりそれに近いと思いました。
これリファーレの松添さんに教えてもらった、
関西エリアに根ざしたファッション&ライフスタイル誌。
現在は年2冊刊行らしいのですが、
最新のVol.9の特集は関西のショップガイドで、
「物欲刺激度120%の120軒in関西」という
これ以上無いぐらいストレートなキャッチフレーズにクラっと(笑)。
表紙も誌面もデザインディレクションがまた素晴らしい。
大手出版社のファッション誌のほとんどが
「高級チラシ化」しているのに比べたら、
単にキレイなだけじゃなく編集者の体温もチラホラ感じられるデザインワーク。
じゃあ現時点で100点満点かというとさすがにそうじゃない。
ワタクシとしては切り口もデザインももっと大胆に飛ばしてほしいと思う。
お金を出してまで欲しいのはどうでもいい「みんなの声」じゃなく、
編集者の「独断と偏見」なので。
『SEVEN HOMME公式サイト』 http://www.cazicazi.net/seven/
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