Mのブツ欲日記

1st.サンプルUP（前編）　[コラボ靴プロジェクト] [編集]

おそらく史上初であろう日米コードヴァンのコラボ靴。

自画自賛していいですか？

靴好きになって18年。

Mのブツ欲史上、最高の3足になりそうです。

先日こちらとこちらでお知らせした　　

株式会社リーガル コーポレーション（以下リーガル社）と

株式会社三越伊勢丹とのコラボ靴プロジェクト。

つい先日その1st.サンプルを拝見しまして、

驚愕の出来に会議室の椅子からずり落ちそうになりましたよ。

まずは写真をご覧あれ！

今回の企画の最大の目玉とも言えるのが

「日米コードヴァンの競演」。

片やこのBlog読者なら知らない人はいない米国ホーウィン社製コードヴァン。

片やその美しさで世界中の革ファンを魅了する国産水染めコードヴァン。

3型ともこの日米コードヴァンのコンビネーションなのです！

しかもホーウィン社製コードヴァンは

King of レアカラーである“ウィスキー”を使用と、

これ以上ないほどの贅沢な仕様。

ちなみに今回の配色でワタクシが最も配慮したのが「やった感」が出過ぎないこと。

別注靴って言うとコントラストの強い配色が多いと思いません？

「別注したぜ感」が強過ぎる。

眺めたり飾ったりしてるぶんにはいいのですが、

主張が強すぎてなかなか履く気になれない。

今回はそうならないように国産水染めコードヴァンは

ウィスキーと馴染みの良いカラーをチョイス。

プレーントゥにはTAN、チャッカブーツにはWINE、

ウィングチップにはKHAKIを使用しました。

どれもホーウィン社製コードヴァンとは趣の違う美しさ。

うむむ素晴らしい出来栄えです。

（国産水染めコードヴァンの魅力については「後編」で）

企画段階ではイケイケでお願いした日米コードヴァンの競演ではありましたが、

実は少し心配でもありました。

だってこれまで見たことの無いコンビネーション。

おそらく史上初となる組み合わせだけに予想もしなかった失敗ってありそうじゃないですか。

同じコードヴァンでも革の質感が違うから

バランスがとれるか心配でもあった。

しかしこのサンプルを見せてもらった瞬間、

すべてが杞憂で終わったことを実感しました。

こんなに美しく、こんなに履きたくなる靴に出会えるなんて人生でそうない機会。

打合せ終了後、こっそり持ち帰りたい衝動を抑えるのが

どれだけ大変だったか君たちにはわかるまい！

（「後編」に続く）


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