Mのブツ欲日記

Mの「働き方」考　[つぶやき] [編集]

“若者に好かれたい”大人の甘い言葉に惑わされちゃいけません。

本人たちが「どうしてもそうしたい」というなら納得ですが。

先日、ネットのニュースで「ゆるい就職」というのを見つけまして。

簡単に言うと、

「週3日労働で月収15万円（額面）」の非正規雇用社員になるというもの。

このニュースを見て個人的に嫌だなあと思ったのは、

これを某大学の特任教授とかが「若者の新しい働き方だ」とか煽ってるところ。

例えばどうしても「やりたいこと」があって、

それを実現するために若者がこういう働き方を自ら選択するのなら

ワタクシも「頑張って」と言うところですが。

大人が若者に「逃げ道」を用意しているようにしか見えないんですよね。

古くは「フリーター」とか最近なら「ノマド」とか

そのたびに新しい言葉をこさえて、その時代の若者を煽る人たちが出てきますが。

そんな大人たちの言葉に惑わされちゃいけません。

そういう人たちは煽るだけで何も責任をとってくれない。

あたかも若者にとっての救世主であるかのように振る舞いたいだけなのですから。

どう働くべきかは、自分の頭で考えるべきです。

月収15万円（額面）の生活をいつまで続けるつもりですか？

30代、40代になってもそれで生きて行くのですか？

「違う」と言うのなら、具体的に「いつ・どのように」方向転換を図るのでしょうか？

その後の転職が如何に厳しいかは理解していますか？

あと大抵「低収入でもいい」という人は、

自分や家族がいつまでも健康でいることを前提にしていますが、それは大きな間違いです。

誰しもが、いつ、どんな病気や怪我に見舞われるかはわかりません。

もし自分が病気や怪我で働けなくなったときのために貯金はできるんですか？

大事な家族が大病を患ったら治療代が捻出できるんですか？

捻出できなかったら見捨てるんですか？

ちなみに我が家で飼っていた猫が病気になったとき、

数ヶ月で百万円単位の治療代がかかりました。

たとえペットでも大事な命のためにはお金を惜しまない。

少なくとも自分たちはそう考えました。

本来大人は何十年も長く生きてきた経験をもとに、

色んな事から逃げたい若者に苦言を呈すべきなんです。

甘い言葉を吐いて若者に好かれようなんて考えちゃいけないんですよ。


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