Mの「靴のフィッティングに対する意識」考 [つぶやき]
多くの人が「靴は緩いくらいの方がいい」と考えている!?
正月のテレビ番組で、とある大物芸能人(女性)のショッピングに同行するという企画があったのですが、
靴を選ぶ際に出た「サイズが大きいぶんには構わない」という一言に、少し考えさせられました。
その方の頭の中には「大きい=足を締めつけない=不快じゃない」
という式が成り立っているのでしょうね。
と書くとタイトフィット信奉者から「信じられない」と声が挙がるのが容易に想像できますが。
でも実際は、男女ともに同じように考えている人が多いのかもしれません。
「締め付けられたり、あちこちに当たるくらいなら緩い方が断然いい」という人が。
なぜワタクシがそう考えるかと言うと、靴のフィッティングに関して大きな話題にならないから。
多くの人を巻き込んでSNSで議論されたり、
ワタクシが知る限りメジャーな情報番組やネットニュースはもちろん、
ファッション誌の革靴特集や靴の専門誌でも、
フィッティングに関する詳細な特集が組まれているのを見たことがない。
特殊なコミュニティなどで意見が交わされているのかも知れませんが、
世間一般から見ればごくごく一部の話題、ということなのでしょうね。
フィッティングの良し悪しを語る以前に、
そもそも多くの人が靴のフィッティングに関心すらないのかもしれません。
それでも足に合ったフィッティングによって、
いかに快適な靴生活が送れるかを身をもって体験すれば意識は変わっていくと思います。
だからこそ重要なのは、こちらの記事で紹介したような大手百貨店などの取組み。
クラスタでもなんでもないごく普通の消費者が数多く足を運ぶショップなどで、
こうした靴のフィッティングに関する啓蒙活動が行われれば、
大衆のフィッティングに関する意識が変わっていく可能性がある。
さすれば、それに伴って足の形状に合った靴がもっと増えていくのではないか。
個人的にはそこに期待しています。
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2020-01-17 00:00
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