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Alt81 馬蹄型小銭入れ01 [iTemリポート]

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“絶滅危惧種”な革小物の代表格!?

数年前まではそれなりに見た記憶がありますが、最近は見なくなりましたね。

Alt81のラインナップの中でも人気の「馬蹄型小銭入れ」。

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馬蹄は欧米では幸運のシンボルと言われ古くから存在していますが、

あまりに手間がかかるために職人が年々少なくなり、

百貨店ブランドや大量生産系のメーカーが取り扱いを止めている、

というのがその理由。

逆に言えば「馬蹄型小銭入れ」をラインナップしているのは、

きちんと職人さんを確保しているという

革小物ブランドとしての信頼の証とも言えるわけです。

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その製作は、全てが手縫いで、

通称「駒合わせ」と呼ばれる手法が使われています。

革と革の角を縫い合わせる方法の一つで、革を直角に貼りあわせ、

斜め45度くらいの角度で革をまたぐように斜めに縫っていきます。

それだけでもミシンで縫うのはかなり難しい。

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さらに縫う前に「胴」部分と「マチ」に

菱目打ちを使って等間隔で縫い穴を開けていくのですが、

それぞれ形状が異なるので穴の数が違い、

縫い目がずれてしまうのです(「マチ」のほうが穴数が多くなる)。

それを途中で「目を盗む」という方法で調整しながら

縫いすすめるという面倒さ(笑)。

この縫製ができるミシンは世界に数台しかないそうで、

必然的に手縫いとなるわけです。

とまあこんな小さなアイテムですが職人の手仕事が満載。

実際にご覧になりたい方は、ぜひ蔵前店に足を運んで見てみてください。

※「Alt81 馬蹄型小銭入れ01」の詳細はこちら。


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2021-06-16 12:00 
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