Alt81 メンテナンスサービス [リポート]
長持ちの秘訣は、プロにメンテナンスしてもらうこと。
財布などの革製品を長く使うために、定期的なメンテナンスは絶対に欠かせません。
それだけに直営店で定期メンテナンスを受け付けてくれる、
『Alt81』のような小規模ブランドならではのサービスはとても助かりますね。
ということで今回は、
以前購入した「mark_ラウンド長財布02」(購入記事はこちら)を、
店頭に持ち込んでメンテナンスしてもらいました。
最初はクロスやブラシを使った革の表面の汚れ落とし。
「皮革用ブラシ」は、
創業1914年の老舗のカナヤブラシ産業謹製の馬毛を使ったものを使用。
汚れを落としたら次にオイルケア。
クロスに「コロニル 1909シュプリームクリーム」を生地に馴染ませてから、
薄く伸ばすように拭いていきます。
ポイントは製品に直接クリームをつけないこと。
染みの原因になったり、
縫い目にクリームがこびり付いて固まってしまうことがあるそうです。
また使うクリームの量は「少ない」と感じるくらいが丁度いいと。
財布のメンテであれば1円玉大ぐらいで十分ということです。
なお「コロニル 1909シュプリームクリーム」はAlt81の皮革商品はもちろん、
スムースレザーの靴・バッグ・ウェア・家具等、
コードヴァンやブラッシュレザー(特殊研磨加工した革)の
メンテナンスにも効果的というスグレモノです。
オイルケアをしただけだど表面が曇ってしまうので、
時間をかけてクロスで乾拭きをしてメンテナンス終了。
ご覧の通り艶が出てきて、さらに手触りもシットリとしました。
メンテ前(やや光沢が無くなって表面がザラッとした感じ)
メンテ後(しっかりと艶が出て、シットリとした手触りに)
ちなみにファスナーの滑りが悪い場合も、
汚れ落としなどのメンテナスをしてもらうことでメチャ軽くなります。
なお『Alt81』ではこの定期メンテナスサービスとは別に、
「フルメンテナンスサービス」も無償で実施中。
ちょっとした糸解れの処理やコバ(革の断面)の磨き直しや、
コバ面の補色など店頭では難しい時間の必要なメンテナンスも実施。
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2021-02-24 12:00
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