SSブログ
a.jpg

Mの「革靴」考 [つぶやき]

IMG_3908.JPG
革靴の限界と可能性について。

たとえどんな革靴好きな方でも、どれだけ足にフィットした革靴を持っていても。

「ジョギングの時も革靴を履く」という人は、どれくらい居るでしょうか?

あるいは浦安のネズミの国に革靴を履いて遊びに行くという方は?

自他ともに認める革靴狂でも、運動する時や、

一日中歩いたり何時間も立ち続けることが予想される時は、大抵スニーカーを履きますよね。

ここに、ドレスシューズを中心とした革靴の限界があると思うんですよね。

ほとんどの革靴は、快適に走ったり歩き続けられるように出来ていない。

「そんなの当たり前だ」と、革靴関係者は目を剥くかもしれませんね。

革靴とスニーカーとでは目的も使用するシチュエーションも違うのだから、と。

そうやって言い訳をして現実を直視してこなかったから、

ほとんどの革靴は機能性の向上がおざなりにされてきたのでは?

未だに足の形状を無視したラストを使い

「革靴は痛い」というイメージすら払拭できていないのでは?

売れなくなるのも当然です。

でもね。

ここが革靴の限界であると同時に、

可能性でもあるんじゃないかと個人的には思っているんですよ。

ドレス感を維持しながら、

(ジョギングは無理でも)如何に一日中快適に歩き続けられる革靴を作れるか。

「そんなの革靴じゃない」という

ごくごく一部の革靴クラスタの声を言い訳や逃げ道にしていたら、

いま以上に多くの消費者を失うことになる。

ワタクシは本気でそう心配していますし、

ここを突破できたら革靴の可能性はもっと広がると、そう信じています。

※写真はイメージです。

【ブツ欲NEWS&TOPICS】


2019-04-16 00:00 
共通テーマ:ファッション

このブログの更新情報が届きます

すでにブログをお持ちの方は[こちら]